-末永胤生-

略歴biography

末永胤生 略歴・著書

1913年

長崎市に生誕

1932年

独立美術展に出品

1933年

日本最初の立体派・超現実派・抽象派によるグループ1940年協会を結成

1934年

文化学院美術部卒

1936年

ジャン・コクトー来日の際、コクトーの希望により日本の前衛画家を代表して帝国ホテルで対談。1940年協会発展的解消後、エコール・ド・トーキョーを結成。絵画、 詩、エッセイによる機関誌「エコール・ド・トーキョー」発刊。

1937年

エコール・ド・トーキョー第一回展を上野美術館で開催

1940年

満州南部を旅行、大連で個展開催

1942年

独立賞他三賞を受け政府買い上げ

1943年

凸版印刷の依頼により「皇后陛下凸版印刷工場に行啓の図」を作成、献上される

1948年

独立展会員に推挙される

1957年

渡仏

1958年

サロン・アンデパンダン展、レイモンダンカン国際展に出品

1961年

三越本店にて渡欧作品展

1965年

日動画廊にて自選展

1967年

サロン・アンデパンダン展会員に推される

1968年

大壁画(100平米)完成(千葉国際カントリークラブ)

1969年

ヤクルト本社の壁画完成、日動サロンにおいて個展開催

1972年

コートダジュール国際展(カンヌ)グランプリ受賞

1973年

パリ・ベルネイム・ジュン画廊において個展

1974年

三越本店において滞欧作品展、東京、名古屋、仙台の日動画廊で渡欧作品展

1976年

銀座ミキモト画廊において個展開催、紺綬褒章授与

1980年

長崎NBCアートギャラリーと銀座ミキモト画廊にて滯欧作品展

1981年

サロン・ナショナル・デ・ボザール展に招待無鑑査出品

1982年

パリ・ベルネイム・ジュン画廊にて在仏25周年展、銀座ミキモト画廊、長崎NBC アートギャラリーにて滯欧作品展
パリ・春のアンデパンダン展、秋のサロンドートンヌ展に無鑑査招待出品
フランス諸都市主催展覧会招待出品。欧州EC諸国展覧会招待出品
毎年一月NAC(在仏日本人画家クラブ)小品展、5年ごとのユネスコ本館大作展に出品

1988年

バルビゾン市にて開催の《Barbizon Japon》「バルビゾン – ジャポン展」招待出品

1991年

パリ市立美術館にて《Foujita et l’Ecole de Paris》「藤田嗣治とエコール・ ド・パリ展」にただ一人現存作家として招待出品

1998年

パリ日本文化会館にて開催のNAC大作展に出品

2000年

在仏日本大使公邸にて末永胤生作品展

2001年

ルーブル美術館カルーセル・ド・ルーブルにて開催の国際展に日本大使館推薦により「群馬」80号出品。名誉大賞受賞

2008年

パリ日本文化会館にて開催のNAC大作展に出品

2009年

2月18日パリにて死去、享年96歳。モンパルナス墓地に眠る

著書

「花の描き方」アトリエ社 　　1961年
「私のギリシャ・エーゲ海案内」主婦の友社　　1977年

勲章

紺綬褒章
日本赤十字社金色有功賞